Webマーケティングとは

フリーランスのための集客術|“安定しない”を脱け出すマーケティングのやり方

「集客の波が読めない」
「来月どうなるか分からない」
「またゼロから提案しなきゃいけない」

そんなふうに
仕事が安定しないことに疲れているフリーランスの方へ

SNSを頑張っても
提案文を工夫しても
ポートフォリオを何度も見直しても
気づけばまた案件がゼロに戻っている…

そんな繰り返しに、心がすり減っていませんか?

私自身も、まったく同じ状況に悩んでいました。

努力してるのに、なぜか続かない。
仕事が「取れるかどうか」ばかりに振り回される働き方に
限界を感じていたんです。

そんなときに出会ったのが
“売るため”ではなく、“選ばれるため”のマーケティングという考え方でした。

この記事では
フリーランスが安定しない集客から
抜け出すために必要だった「仕組み」と「視点」
3つのステップに分けてお話しします。

なぜ集客が安定しないのか?スキルや発信だけでは足りなかった理由

SNSを更新しても
ポートフォリオを整えても
案件は“そのときどき”。

頑張ってるのに、なぜか続かない。
そんなふうに
集客が安定しない状態に悩むフリーランスは少なくありません。

私もそうでした。

「もっとスキルを磨けばいい」
「発信頻度が足りないのかも」

そう思って、ずっと自分にムチを打っていたんです。

でもあるとき、ようやく気づきました。

“安定しない”の原因は、スキルでも発信量でもなかった

集客が不安定だった本当の理由。

それは
「誰に、何を、どんなふうに届けるか」という“設計”がなかったことでした。

がむしゃらにやるんじゃなくて
ちゃんと“届ける設計”している人が
選ばれてたんです。

  • 誰に届けたいかが明確
  • 自分の強みを“相手目線”に翻訳している
  • 発信やポートフォリオが“選ばれる流れ”になっている

つまり、“売り込み”ではなく
「選ばれる準備」ができている人が、仕事を取り続けていたんです。

「できること」と「選ばれる理由」は別モノだった

「なんでこの人はこんなに案件取れるんだろう」
って思ったこと、ありませんか?

実は私もずっと
「この人のほうがスキル高いのかな」
「ポートフォリオがすごいのかな」って思ってました。

でも、ちゃんと見てみたら違ったんです。

「何ができるか」ではなく、「誰にどう役立つか」

結果に繋がっている人たちは
自分ができることを“誰かの悩みに対しての解決策”として提示しているんです。

つまり、スキルや実績を“自分の目線”で伝えるんじゃなくて
相手の目線で価値を翻訳している。

マーケティングの視点でいえば
これは“ベネフィット設計”

たとえば

同じ「水」を売っているとして
「冷えてます」よりも
「仕事終わりの疲れた体に、キーンと染み渡る一本です」と言われたほうが
なんだか欲しくなりませんか?

人は機能じゃなく、意味で動くものなんです。

つまり
「何ができるか」よりも
「それが自分にどう関係するか」が伝わった瞬間に
選ぶ理由が生まれます。

選ばれ続ける人は
自然とこの“伝え方のズレ”を押さえてるから
売り込まなくても「この人に頼みたい」と思ってもらえているんです。

仕事を取りたければ、こっちから動かなきゃいけない」
「ずっと提案を出し続けるしかない」

そう思って、消耗していませんか?

営業が苦手でも
仕事を安定させるためには
“頑張って動くしかない”と私は思い続けていました。

でも
それを続けるのは正直しんどくないですか?

それに営業しても
そもそも“選ばれる理由”がなければ意味がないんですよね。

結果が出てる人みんなが「営業マン」なわけじゃない

結果が安定しているフリーランスって
必ずしも営業が得意だったり
特別なことをしてるわけじゃありません。

SNSで自然に依頼が来たり
一度仕事をした人がまた次も頼んでくれる。

これは、「運が良いい」からではなく
ちゃんと『売り込まなくても選ばれる状態』を作れているからなんです。

“売り込まない”って
受け身でも奇跡でもない。
ちゃんと“相手の目線”で設計された仕組みを持っているかどうか。

私もこの視点を持ってから、「次の仕事はあるかな…」という不安から
少しずつ解放されていきました。

フリーランスのための集客術|仕事が途切れない「仕組み」の作り方

ここまでで、「伝え方がズレていたかも…」と感じた人もいるかもしれません。

でも、私が気づいたのは、
伝え方を工夫するだけじゃなくて、
「ちゃんと届く仕組み」を作ることがもっと大事だ
っていうことでした。

SNSをこまめに更新して、ポートフォリオも充実させて、プロフィールもしっかり書いて…。
でも、どれも単体ではうまくできてても、それが自然に「この人に頼もう」って繋がるようになっていなかったんです。

集客って、“自然に繋がる流れ”を作ること

マーケティング的に言えば、
仕事が自然と入ってくる人って、「お願いするまでの道筋」が見えてるんです。

例えば、

SNSの投稿を見て興味を持つ → プロフィールで「この人良さそう」と思う → 実績ページで安心して依頼したくなる → 問い合わせやDMに繋がる

というふうに、何気なく発信しているように見えても、
ちゃんと「次の行動」が自然に生まれるように流れができてるんですよね。

フリーランスだからこそ、“仕組み”を作っておく

実はこういう仕組みって、大企業のための難しいマーケティングじゃなくて、
私たちフリーランスだからこそ必要な、集客を安定させるための道具なんです。

次のステップではさらに、
「仕組みを知っても、なぜか動けない…」というときに役立った、
マーケティングを自分自身に向ける考え方を紹介しますね。

動けないときに効いた“自分に使うマーケティング”の視点

「伝え方の問題かな?」
「仕組みを作れば安定するはず…」

そうわかってても、なぜか一歩が踏み出せない。
やることが見えてるのに、なんとなく気が乗らなくて止まっちゃうとき、ありませんか?

私はしょっちゅうでした。
完璧を目指しすぎたり、考えすぎて手が止まったり。
「やらなきゃ…」と思うほど動けなくなってしまう。

そんなとき、ふとこんなことを思ったんです。

マーケティングって、自分の背中を押す道具かもしれない

マーケティングは「人を動かす仕組み」なんですよね。
だったら、自分自身を動かすために使ったっていいはず。

「今の自分はどこにいて、本当はどうなりたい?」
それをちゃんと言葉にしてみるだけで、不思議と行動が楽になりました。

やってみてほしいシンプルな方法

  1. 今よりちょっと良くしたいことを1つ書いてみる
  2. そのために、今の自分はどんな状態か書く
  3. ①と②の間には、どんなズレ(ギャップ)があるか言葉にする

これだけで
「やらなきゃ…」が
「これならできるかも」に変わります。

マーケティングは“売るため”だけのものじゃない

マーケティングを勉強し始めたのは
はじめは「集客を安定させるため」だったけど

実際に自分に使ってみると
焦りが少しずつ消えていったんです。

「結局、自分は何を伝えたい?」
「誰に届けたい?」

それがはっきりしたら
不思議なくらい動きやすくなった。

「頑張らなきゃ」とかじゃなく
「ちゃんと伝わる」を意識するだけで続けられるようになったのは
自分でもちょっと驚きでした。

まとめ:「安定しない」を「安定する」に変えるために

「スキルはあるのに選ばれない」
「仕事が取れるときと取れないときの差が激しい」
「ちゃんと発信してるつもりなのに、なぜかいつも不安定」

そんなモヤモヤした集客から抜け出すには
「もっと頑張る」「根性」だけじゃ
やっぱりしんどいですよね。

でも、今回紹介した3つのステップを踏むことで
「選ばれる流れ」を少しずつ整えていけるようになります。

安定しない集客を抜け出す3つのステップ

  1. 「伝えてるつもり」で終わらず、「ズレ」に気づく
  2. 自分目線から「相手に届く言葉」に変える
  3. 集客を「頑張ること」じゃなく、「仕組み化」して安定させる

それでも
もし止まってしまう時がきたら
マーケティングの視点を少しだけ自分に向けてみてください。

マーケティングって「特別な武器」じゃなくて
自分を前に進めるための「ちょっとした地図」みたいなものです。

もし、この3ステップが
あなたの今の不安定さを少しでも解消して
『無理せず自然に仕事が入ってくる働き方』に近づくきっかけになったら
すごく嬉しいです。

最後までお読みいただきありがとうございました!

ABOUT ME
こむぎ
千葉県のはしっこ在住/1児の母🌾 フリーランスも3年目に突入! 理想の働き方を求めて、在宅でWebマーケティングを学び・実践中。 試行錯誤の日々ですが「自分にもできるかも」と思えるヒントを、過去の自分に届けるつもりで綴っています🌾