また落ちた…
クラウドソーシングで
案件に応募しても、応募しても通らない。
どこかで見たテンプレを真似してみたり
プロフィールを丁寧に整えてみたり。
でも、いつまで経ってもにクラウドソーシングから案件は取れず
稼げるようにならないままで。
「何がダメなんだろう」と悩みながらも
気づけば“応募できそうな低単価の案件”ばかりを選んでいた。
あんなに「フリーランスとして稼ぐぞ!」
って決意して始めたのに
今やってることは“稼ぐ”とはほど遠い。
しかも、応募を繰り返せば繰り返すほど自信を失っていくし
稼げない。
そんな地獄のループにハマっている…
こんにちは!
フリーランス3年目になるこむぎです🌾
応募してみてもなかなか案件獲得にはつながらず
自信を無くしていませんか?
そんな私も
まさにそのループにハマっていたひとり。
でも、それって本当にあなたに100%原因があるのでしょうか?
もしかしたら、クラウドソーシングで送っている応募文が通らない本当の理由は
“スキル不足”ではなく、応募文の伝え方や伝える順番・視点が少し噛み合っていないだけなのかもしれません
この記事では
クラウドソーシングで稼げないと感じている人が
つい気づけていない、5つの視点をまとめました。
「そういうことか!」と少しでも整理がついたら
次の1件はいつもと少し違う応募をしてみてください。
応募するたびに落ち込んでいた自分から
少しだけでも抜け出すきっかけになったらうれしいです。
なぜクラウドソーシングで「稼げない・通らない」が続くのか?
クラウドソーシングで案件が取れないと、
「やっぱりスキルが足りないのかな…」
「実績がないから仕方ないよね」
って、自分を責めてしまいがち。
でも、私の経験上
“稼げない原因”って、実はスキルや経歴じゃないことがほとんどです。
では、なぜ多くの人が「通らないループ」にはまってしまうのか?
その背景には、次のような“思い込み”や“ズレ”があるかもしれません。
よくある思い込み
提案文テンプレをネットで検索して、そのまま送ってみたり、
プロフィール欄に「丁寧に対応します!」「即レス可能です!」と並べてみたり。
もちろん、やらないよりはいい。
けど、これだけで案件が取れることは、まずありません。
なぜなら、どれも“自分目線のアピール”だから。
クライアントが知りたいのは、
「あなたがこの仕事にどう貢献してくれるのか?」という“相手目線の情報”なんです。
選ばれない提案文に共通する“見落としポイント”とは?
選ばれない提案文には、ある共通点があります。
それは――
「私ができること」しか書かれていないこと。
・◯◯の経験があります
・△△という実績があります
・□□が得意です
……それ、クライアントから見たらどうでもいいことかもしれません。
大事なのは、
「あなたのスキルが、この案件にどう役立つのか?」
つまり**“読んだ相手が、自分ごととしてイメージできるか”**どうか。
見落とされがちだけど、これが通過率に直結する超・重要ポイントです。
稼げない人にありがちな応募パターンの特徴
私自身もそうだったんですが、
案件が通らない時期って、つい**「初心者OK」「簡単な作業」**ばかりに応募しがち。
そして、
・数で勝負!とにかく応募しまくる
・内容はほぼコピペ
・“とりあえず”で低単価案件へ突っ込む
その結果、競争率の高い案件で埋もれ、返信はゼロ。
頑張ってるのに結果が出ない、つらい状態が続いていく…。
これが、いわゆる**“消耗型ループ”**です。
でも安心してください。
このループから抜け出すには、
ちょっとした“視点の切り替え”だけでOKです。
次章では、実際に私が変えた5つの視点をお伝えします。
【STEP1】1週間の応募スケジュールを整える
稼げる人ほど“習慣化”している
クラウドソーシングって、
いつでも応募できる分、つい「気分で動いてしまう」人が多いんです。
「今日はちょっと疲れたし明日にしよ」
「この案件良さそう!…でも今から書くの面倒かも」
そんなふうに気まぐれに動いていると、
案件が取れないどころか、応募自体がどんどん面倒になるループにハマります。
でも実は、稼げる人って
“才能”じゃなく“習慣”で結果を出してる。
応募は「1日〇件・時間帯固定」で“ルーティン化”
おすすめは、1週間単位で「応募する時間」と「件数」を決めておくこと。
たとえば、
-
月〜金は1日2件ずつ応募(朝9:30〜10:30の1時間)
-
土日は情報収集と提案文の振り返りに使う
みたいに、**「いつ・どれくらいやるか」**を決めておくだけで、
“行き当たりばったり”から脱出できます。
書きやすい案件だけに応募するクセがなくなり、
「ちゃんと向き合ってる感」が自分にも出てくるので、精神的にも安定しますよ🌱
応募できる条件をリスト化しておくと、探す時間が激減!
さらにおすすめなのが、“自分が応募できる案件の条件”をリストにしておくこと。
たとえば、
-
文字単価0.8円以上
-
週3〜納期OKの案件
-
レスポンス24h以内が条件の案件はNG
-
業務内容:ライティング/スクリプト作成/SNS運用 など
これを決めておくと、案件探しのときに**“迷い”が激減します。**
しかも、「自分の基準で選んでる」という感覚が生まれるから、
応募=疲れる作業ではなく、応募=価値のある選択に変わっていきます。
【STEP2】応募文をクライアント視点で読み返してみる
「自分語り」から「相手に伝わる」構成に切り替える
一生懸命に書いた応募文なのに、
なぜか通らない。読まれてない。返信が来ない。
それ、もしかしたら――
“伝えてるつもり”になってるだけかもしれません。
■ クライアントは「あなたの話」じゃなく「自分の問題」を見ている
たとえば…
はじめまして。〇〇と申します。
ライティング歴は1年ほどで、これまでにブログ記事やSNS投稿を担当してきました。
真摯に取り組み、丁寧に対応することを心がけております。
よく見るけど、これ…
読まれても、心に残らない。
なぜなら、主語が“自分”だから。
クライアントが読みたいのは、
「この人は自分の課題をどう解決してくれるのか?」という未来の話。
つまり、「自分は○○できます」じゃなくて、
「あなたの□□という課題に、私がこう役立ちます」の視点が必要なんです。
クラウドソーシングでは“3行目まで”が勝負
実は、クラウドソーシングの提案文って
**“全文読まれることの方が少ない”**んです。
案件によっては、1件に50通以上の応募が来ることも。
そんな中で生き残るには、冒頭3行で「おっ」と思わせる必要がある。
たとえば…
【過去に◯◯業界の記事を担当】
ご依頼内容に近い実績があるため、ご提案させていただきました。
クライアント様の目的に沿って、読者に刺さる構成づくりを意識しています。
こんな感じで、「この人、自分のことわかってそう」と思わせられるかが勝負。
🌱まとめ:主語を変えると、提案文の反応が変わる
応募文を書くとき、つい「私は◯◯できます」「実績は□□です」と
自分視点で並べがち。
でも、それって履歴書じゃないんです。
クライアントは「自分にとって意味があるか?」しか見ていません。
だからこそ、応募文は**「あなた目線の提案書」**として書くこと。
主語を“私”から“あなた”に変えるだけで、伝わる力が変わります。
【STEP3】応募しても通らない原因を「見られ方」から見直す
案件の条件ではなく“伝わり方”がズレている?
「この案件、条件には合ってるはずなのに…」
「過去に似た仕事もしてたのに…なんで通らないの?」
そう感じているなら、一度見直してほしいのが
「相手からどう見えていたか?」という視点。
実は、条件や実績がマッチしてても、“伝わり方”がズレてると選ばれません。
選ばれる人は「伝える順番」と「相手の言葉選び」に敏感
はじめまして。ライター歴1年の〇〇と申します。〇〇ジャンルが得意です。
◎:
【〇〇ジャンルの実績あり】
ご依頼内容に近い執筆経験があるため、ご提案いたしました。
どちらも言ってることは同じでも、
伝える順番と言葉の選び方が違うだけで、印象がガラッと変わりますよね。
特に意識したいのは、「相手が使っている言葉」を拾って使うこと。
たとえば、募集文に「読者の行動につながる記事」とあれば、
自分の提案文にもそのワードをさりげなく使って返す。
それだけで「この人、ちゃんと読んでるな」と伝わります✨
クラウドソーシングで落ちた案件の“比較読み”で見えてくる改善点
通らなかった案件、落ち込んで放置していませんか?
実は、そこにこそヒントが詰まってます。
やってほしいのは、
「通った案件」と「落ちた案件」の提案文を比較して読むこと。
-
どの部分が具体的だったか?
-
相手に寄せた言葉を使えてたか?
-
読みやすい構成・見出しになってたか?
こうやって“見られ方”の視点で読み直すと、
「どう伝えればよかったか」がだんだん見えてくるようになります。
クラウドソーシングで選ばれるのは、
スキルが高い人じゃなく、
“伝え方が上手な人”。
選ばれる提案文は、「見せ方」「言葉選び」「順番」まで設計されているもの。
だから、
「私は条件に合ってるのに!」ではなく、
「私はどう見えてた?」の視点で見直すこと。
それだけで、次の応募の精度がグッと上がりますよ💡
【STEP4】応募前のワーク|案件リサーチ&ブラック案件チェック
リアルに応募する3件を探してみる
今すぐ応募しなくてもいいので、
一度、**「今の自分が本気で応募してもいいと思える3件」**を選んでみてください。
このときのポイントは、
-
自分の強みが活かせそうか?
-
納期や報酬が現実的か?
-
クライアントの過去評価はどうか?
を冷静にチェックすること。
この“リサーチの目”を持てるだけで、
「やみくもな応募」から抜け出せます。
ブラック案件を見抜く5つのサイン
案件を見るときに、下記のような**“違和感センサー”**を持っておくと◎
-
報酬が明らかに安い(1記事300円とか)
-
「未経験歓迎・簡単作業」なのに詳細が曖昧
-
クライアントの評価が低い/悪いレビューが多い
-
メッセージのやりとりで違和感がある(急かす、態度が上から)
-
継続前提なのに「テストライティングは無料です」系
こういう案件に“引っかかって消耗する”と、
「クラウドソーシング=割に合わない」って誤解しちゃう。でも実は、良いクライアント・良い案件もちゃんとある。
見極めの目さえ持てば、「クラウドソーシング=育ち場」にもできるんです。
「選ばれることがゴールじゃない」って思い知らされた話
私もかつて、やっと通った案件があって、めちゃくちゃ嬉しかったんです。
でも始まってみたら、
納期は短いし、修正は無限ループだし、
「え、これで1000円?」みたいな内容ばかり…。
泣く泣く辞退したあとに、
ようやく気づきました。
「選ばれること」じゃなくて、「ちゃんと選ぶこと」がゴールだったんだって。
応募=営業。でも、営業にも「この人には売らない」って判断があるように、
クラウドソーシングでも、“断る目”が必要です。
選ばれることばかりを追ってたら、
「ブラック案件に選ばれる人」になってしまう。
だから、まずはあなた自身が納得できる案件を見極める力を。
それが、疲れずに続けるための大前提です。
【STEP5】選ばれる提案文の型で書き直してみる
クライアントに“お願いしたい”と思わせる構成
ここまで読んでくれたあなたなら、
もう“伝える視点”が変わり始めているはず。
でも最後にひとつ。
「何を書くか」だけじゃなく、「どう並べるか」も超・大事です。
なぜなら、クライアントは数十件の応募を“サッと流し読み”しているから。
パッと見て要点が整理されてないと、それだけでスルーされてしまうんです。
テンプレートの落とし穴|“安心”だけど“無個性”になるワナ
ネットでよく見かける
「このテンプレを使えば通る!」みたいな例文。
たしかに、安心感はある。書きやすい。
でもそのまま使うと…99%埋もれます。
なぜなら、それって
「誰でも書ける内容」になりがちだから。
型を使うのはOK。でも大事なのは、
“中身”をあなたの言葉で、相手のニーズに合わせて書くこと。
挨拶→強み→実績→対応可能→締めの流れ(テンプレ付ける?)
①【冒頭の挨拶&導入】
・案件を読んだ上での一言(共感/目的の理解など)
・「応募理由」をさらっと伝える
②【強み&この案件に活かせる理由】
・経験 or スキル(←案件に絡める)
・なぜこの仕事に貢献できるのか?を言語化
③【過去実績や具体例】
・「以前○○の執筆経験があります」など
・リンクやポートフォリオがあれば明記
④【対応可能な条件】
・納期、稼働時間、連絡手段など
・クライアントが不安に思う点を先回りして潰す
⑤【締めの一言】
・一緒にお仕事できたら嬉しいです!など
・丁寧かつ簡潔に〆る
例:ライティング案件の場合(ざっくりver)
はじめまして。ライターの○○と申します。
ご依頼内容を拝見し、◯◯ジャンルの経験が活かせると感じ応募しました。▼スキル・強み
・SEO記事執筆:1年半
・読者の興味を引く構成設計が得意▼過去実績
・「〇〇メディア」にて月5本の連載を担当(URL添付)▼対応
・納期:24時間以内の連絡可/納品は週3本まで対応可能ご検討いただけますと幸いです。どうぞよろしくお願いいたします。
提案文って、「自由に書いてOK!」って言われると逆に迷う。
だからこそ“型”は味方になるんだけど――
「テンプレ=丸コピ」は、逆効果。
大事なのは、「この人、自分の案件にちゃんと向き合ってくれてるな」って思わせる構成力。
“あなたにお願いしたい”と感じてもらえるように、
型+相手目線=最強の提案文を、ぜひ使いこなしてみてくださいね✨
【STEP6】過去の応募履歴をチェックして、改善点を見つける
「通った/通らなかった」の共通点、見えてますか?
「この案件、なぜ通ったんだろう?」
「逆に、このときは何がダメだったんだろう?」
実は、ここにこそ
“あなたが選ばれる確率を上げるヒント”が詰まっています。
なんとなくの応募を繰り返すのではなく、
過去の履歴を“振り返って整理すること”が、次の一件の精度を高めるカギになります。
内容・ジャンル・タイミングの3軸で分析しよう
特に見てほしいのは、次の3つの軸👇
-
内容:提案文の書き方、使った言葉、構成、実績の有無
-
ジャンル:美容/ビジネス/ママ向けなど、自分に合う領域はどこか?
-
タイミング:応募時間、日数、応募が早かったか遅かったか
ここまで見えるようになると、
「このジャンル×この言い回し×このタイミング」が相性いいかも!という
“勝ちパターン”が少しずつ明確になります。
通った応募を再現可能にするために
たまたま通った1件で満足するのではなく、
その成功パターンを**“再現可能な型”として手元に残すことが大事。**
✔ 通った案件の提案文は必ず保存
✔ どこが刺さったのか、クライアントの返信内容を読み解く
✔ 同じ構成で、別案件にも応用してみる
これをやるだけで、応募のたびにゼロから悩まずに済みます。
「どうせまた通らないかも…」から
「これは勝ちパターン、いける気がする!」に変わります✨
🌱まとめ:振り返る人だけが、次の一件をつかみにいける
クラウドソーシングって、応募する瞬間だけが勝負じゃない。
“過去の応募から学んで、次に活かす”力が、最終的な差になります。
通った案件には、必ず理由がある。
その理由に気づけた人から、結果が安定していく。
ぜひ、これまでの応募履歴を“先生”にして、
あなたなりの「通る型」を見つけていってください🌱
【STEP7】返信が来たときのためのテンプレートを準備する
クラウドソーシングでは「返信が早い=安心感」に直結
ようやく届いた返信。
嬉しさと同時に…「えっ、どう返せばいいの??」って戸惑ったこと、ありませんか?
実はクラウドソーシングでは、
返信の早さ=信頼感・安心感に直結します。
せっかく興味を持ってもらっても、
ここで返信が遅い or 内容が曖昧だと、一気に熱が冷めてしまう可能性も…。
だからこそ、返信テンプレと受注の準備は“前もって”しておくことが大事です。
返信対応テンプレと、やりとり準備(納期・ツール確認など)
以下は、提案に対する返信が来たときの基本テンプレ👇
markdown
コピーする
編集する
◯◯様
ご連絡ありがとうございます。
ご提案にご興味をお持ちいただき、大変嬉しく思っております。
いただいた内容、拝見いたしました。
問題なく対応可能です。
ご確認いただきたい点などございましたら、お気軽にご相談ください。
どうぞよろしくお願いいたします。
\ ポイント /
✔ 丁寧&簡潔が基本
✔ “対応できます”をハッキリ伝える
✔ 相手に「この人、ちゃんとしてるな」と思わせる空気感を出す
返信が来てから慌てないように、
事前に以下の点はチェックしておくと◎
-
納期とスケジュール:いつまでに納品できるか、自分の予定と照らしておく
-
ツールの確認:Chatwork/Slack/Googleドライブなど、連絡・納品手段の準備
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提出形式や文字数・トンマナの確認:不明点は早めにヒアリングする前提で整理
受注後をスムーズに進めるための“ちょっとした段取り”
受注が決まったら、
**「初回やりとりで主導権を持つ」**ことを意識すると、プロっぽさが出ます✨
たとえば…
-
スケジュール感をこちらから提案(納期候補日など)
-
作業前の質問事項をリストアップして伝える
-
進行方法(提出・修正・確認の流れ)を確認しておく
こうするだけで、
クライアントからの信頼感が一気に高まります💡
提案が通ってからが本番。
だからこそ、「いつでも返信できる」「スムーズに対応できる」状態にしておくことが、フリーランスとしての信頼につながります。
返信が来たその瞬間に「すぐに動ける自分」であるために、
テンプレ・スケジュール・やりとり準備――今から整えておきましょう😊
おわりに|「また落ちた…」から抜け出すために、できることからで大丈夫。
ここまで読んでくれて、ありがとうございます。
提案文って、正直めちゃくちゃ悩むし、
クラウドソーシングで応募しても応募しても通らないと、
「もう無理かも…」って気持ちになることもありますよね。
でも、あなたがダメなんじゃない。
ただ、“伝え方”と“視点”が少しズレていただけかもしれません。
今回ご紹介した7つのステップは、
どれも「才能が必要なもの」ではなく、
ちょっとした“見方の変化”で、すぐにでも始められるものばかりです。
まずは、ひとつでも。
あなたが「これやってみようかな」と思えるところからで大丈夫。
そして、「通らなかった」経験すらも、
“自分の提案文を育てるヒント”に変えていけます。
私も、そうやって少しずつ
「誰かに選ばれる経験」を重ねてきました。
次に送る1通が、
あなたにとっての「転機」になりますように。
応援しています🌾